認知症予防・改善に役立つ?リンゴの驚くべき効果と、その裏側にある科学的根拠を徹底解説!

記憶力低下の原因は、神経伝達物質のアセチルコリンが不足するためと言われています。

「不足が原因ならば、アセチルコリンを増やすことができれば記憶力もアップできるし、症状の進行も遅れるだろう。」

そんな考えのもとに、「アリセプト(ドネペジル)」という薬が生まれました。

その結果はどうでしょう?

記憶力はアップした?
進行は遅れた?

おそらく、十中八九の人はその効果を実感することはなかったはず。

それは、認知機能低下の原因はアセチルコリンの不足だけではないからです。

とはいえ、アセチルコリンを増やすこと自体は確かに記憶力アップにつながります。

だからってアリセプトに頼るのはオススメできません。
副作用がありますからね。

そこでオススメしたいのが…

リンゴです。

マサチューセッツ工科大学の研究チームが、次のような発表をしました。

「リンゴに含まれる抗酸化成分ケルセチンなどが細胞内に供給させると、アセチルコリンを増える。 面白いことに、その研究チームは1日200mlのリンゴジュースは天然のアリセプトと言っていい」

(果汁100%以外の場合、砂糖や人工甘味料が使われている場合があるので注意が必要)

リンゴやリンゴジュースには、記憶力をアップする効果があるそうです。

他にもケルセチンは

  • サニーレタス

  • 玉ねぎ(特に外皮)

  • ブロッコリー

  • モロヘイヤ

これらに多く含まれています。

リンゴも含め、これらは腸にも優しく、全身的な体調改善にもつながる可能性があります。

「食べてるのに効果ない!」 という場合、リンゴが効果ないのではなく、他の記憶力低下の要因が勝っているということになります。

リンゴを食べつつ、それらを排除することで、ようやく効果が期待できるんです。