辞めたいけど辞めにくい介護職員必見!退職届の書き方・引き止めの断り方は?

人手不足に悩まされる介護業界に身を置いていて、「もう無理!」って辞めたくなる時、ありますよね。

理由はさまざまだと思います。

  • 業務が過酷
  • 給料安い
  • 人間関係
  • 上の方針についていけない
  • 腰痛
  • 体調不良・精神的不調

また、結婚とか出産とか、おめでたい理由での退職は祝福してしかるべきですが、そういう目で見てくれない職場もまだまだ多いです。

そんな中で、「辞めたい!」と強く思っていても、上司や同僚から引き止められたりして、なかなか辞められないでいる方も多いかと思います。

ここでは、辞めたくても辞められない、気を遣っちゃって辞めにくいという悩みへの改善策についてお話ししたいと思います。

退職するにもマナーあり

その職場で働いている以上は、雇用主と被雇用者の間に正式な契約が結ばれています。
そうである以上、退職するまでにも契約内容の順守と、社会人としてのマナーが重要になります。

例えば、退職のタイミング

契約期間があるなら基本的にはそれに従うべきですが、特段の事情がある場合や、特に契約期間がない正職員等の場合は、「辞めたい」と思ったらすぐ退職に向けて行動してOKです。

ただし、人手不足の状況というのもありますが、少なくとも今自分が担当している業務の引継ぎをしなければいけないので、少なくとも上司には、退職する日の1ヶ月前にはその意思を伝えるのがマナーです。

職場によっては、就業規則にその旨を記載している場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

一応、内容証明郵便(※)で退職届を提出すれば、提出後2週間で退職できるという法律が存在します。
ただこれは、法律を強制発動させて強引に辞めてやろうという使い方ではなくて、相手に断固たる態度を示すために使うものだと思っておいてください。

※内容証明郵便とは
「いつ」「だれが」「だれに」「どういう内容の」郵便を送ったかを証明するもの。
法的効力はないですが、「意思表示しましたよ」という証拠にはなりますので、目の前で破り捨てられても安心!

退職の邪魔になる「引き止め」パターン5選と正しい断り方

いざ退職願の意思表示をしても、そこは万年人材不足の介護業界、そう簡単には引き下がりません。
やつらはあの手この手であなたを引き留めてきます。

よくある引き止めのパターンと、その断り方の例を紹介します。

パターン①「あなたがいないとダメなの!」

恐らく、引き止めパターンの中ではかなりのパワーワードなのが、「あなたにやめられると困る」とか「あなたが頼りだったのに・・・」という、承認欲求を揺さぶる引き止め方です。

この場合は、断固たる退職意思を示して良いでしょう。
ただし、相手も仕立てに出ているわけですので、波風立てないよう大人の対応をしてあげましょう。
それができる・できないでは、その後の転職先での立ち回りにも大きく影響しますよ。

でなければ、「一身上の都合」というよくできた退職理由テンプレがありますので、家庭の事情的なことと織り交ぜてぶちかまして(?)やりましょう。

パターン②「待遇に不満があるなら・・・」

退職したい理由が、給料や、子育てなどのための生活習慣と勤務時間が合わないなどである場合、相手から待遇の改善を条件に退職を思いとどまるよう引き留められがちです。

給料上がるとか、時間の融通をきかせてもらえるとあらば、退職の意思も揺らいじゃいますよね。

それが事実なら願ってもない話ですが、実際のところは、「来年度まで待ってて」と待たされたりとか、思ったより改善されてなかったりとかで詐欺られた感満載で「やっぱ辞めとけばよかった」と後悔するケースが意外と多いんですよね。

待遇の改善を提示されて一度意思が揺らいじゃうと、どんどん辞めづらくなっちゃうかもしれません。
仮に言われた通りの好待遇になったとしても、周りの職員からは「なんであいつ待遇良くなってんの?」と陰口をたたかれることもあります。
グラスハートの僕には耐えられない!

ここはやはり断固たる意志を示し、「ありがたいお話ですが、既に次の職場が決まっておりますので・・・」とか言ってエレガントな大人を演じましょう。

パターン③「〇月までは頑張って!」

退職予定日の1か月前に退職願を申し出ても、「〇月まで待ってくれない?」など、退職日の延長を求められるこがあります。

そのままずるずる辞められないままでいると、自分ももやもやするし、次の職場にも多大な迷惑をかけることになるので、退職予定日は固定したまま一貫しましょう。

パターン④「退職届は受け取っておくね」

断固たる退職意思を示し、適切な退職届を提出したとしても、「受け取っておくね」や「検討しておくよ」とか言ってはぐらかされる場合も多いです。

ここで引き下がっちゃうといつまでたっても返事が来ない可能性があり、退職予定日が近づいても退職が受理されてない場合もあるので、検討するならするで、改めて相談する日を決めてから退室しましょう。

パターン⑤「残された職員のことを考えろ!」

人材不足の介護業界においては、人ひとり退職し穴が空いただけでも、相当な業務に支障をきたします。
人材不足でなかったとしても、介護職員の配置は最低人数が決まっていて、多くの介護施設・事業所では人件費を抑えるためにその最低人数を守ろうとしがちなので、一人でも欠けるともうてんやわんやになっちゃうんですよね。

そんな介護業界だから、辞めますなんて言おうもんなら「残された職員たちのことも考えろよ!」とか言われることが、ほんとによくあるんです。
辞めるっていったこっちの気持ちも考えろよなあ。

そう言われた場合、そこで尻込んでしまうとそれこそ尻すぼみなので、ここはやはり断固たる退職意思を示すべきです。

というか、そんな脅しかけてくるような人がいるとこで働き続けるとか、マジないですよね。

退職意思を言い出しにくいなら

ここまで、よくある引き留めパターンとその対策を紹介しました。

だがしかし、だがしかし。

  • 頼まれたらNOと言えない
  • 強く言われたらつい従っちゃう
  • そもそも「辞めます」と言いづらい

などなど、分かっちゃいるけど辞められないってこと、ありますよね。
僕もそういうタイプなので、なんやかんやで勤続長いです。

僕は辞めなくても運よく人に恵まれてやっていけてますが、転職した方がいい働きできる人って結構多いです。
要は、環境に能力を殺されてるってことです。

実にもったいない。

でも、性格が、周りの圧が、多忙な業務がジャマをして退職を申し出られない
それ以前に退職届の書き方がわからないけど、周りに相談もできない。

そんな時は、退職代行サービスを利用してみてほしいです。

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弁護士が監修してますし、法律で守られた労働組合が運営しているので、安心して退職の段取りを組むことができます。

なにがすごいって、最短で依頼したその日から退職が成立するという点。
朝、出勤前に依頼したらもう出勤しなくて良いんです。

もちろん、自分は職場に連絡する必要もありません。
退職予定日1か月前に依頼したら、その日から有給消化っていうことも可能です。

介護職の有給の取りにくさを思えば、夢のような話ですね。

退職したくてもなかなかできない、言い出せないで困っているなら、一度無料の問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。


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