【テンプレート付き】認知症介護研修報告書の書き方|簡単作成で時間短縮!

認知症介護の研修報告書をスムーズに書く方法【テンプレート付き】

はじめに

介護の仕事をしていると、様々な研修に参加する機会がありますよね。

新人研修、スキルアップセミナー、認知症ケアに関する研修…どれも大切な内容ですが、研修後に書く報告書って、ちょっと面倒に感じることはありませんか?

「何をどう書けばいいのかわからない…」 「研修の内容を思い出すのも一苦労…」

そんな悩みをお持ちのあなたへ。この記事では、認知症介護の研修報告書をスムーズに書く方法を、テンプレート付きでわかりやすく解説します。

1. 報告書の基本情報

報告書には、以下の基本情報を必ず記載しましょう。

  • 所属と氏名: 例:〇〇介護施設 介護士 田中太郎
  • 同行者: 同行者がいる場合は氏名も記載
  • 研修日時: 年月日、開始時間~終了時間
  • 研修場所: 施設名、オンラインの場合は「オンラインにて参加」と記載
  • 研修名: 正式名称を記載
  • 講師名: 氏名、役職など
  • 添付資料: 研修で配布された資料がある場合は添付

2. 研修内容の書き方

研修内容を具体的に書く際は、以下のポイントを意識しましょう。

  • 研修資料を参考に: 研修で配布された資料があれば、項目に沿って内容をまとめるのがおすすめです。
  • 重要ポイントを簡潔に: 研修内容の全てを事細かに書く必要はありません。重要だと感じた部分、印象に残った部分を簡潔にまとめましょう。
  • 具体例: 例えば、認知症の研修であれば、認知症の定義、症状、原因、対応方法などを具体的に記述します。
  • 資料の添付: 研修内容をまとめるのが難しい場合は、資料を添付して「研修内容は添付資料参照」と記載してもOKです。

研修内容の記述例

認知症ケア研修

  • 認知症とは:認知症の定義、種類、症状について学びました。特に、アルツハイマー型認知症、血管性認知症、レビー小体型認知症の特徴について詳しく解説がありました。
  • 認知症の方への対応:認知症の方とのコミュニケーション方法、ケアのポイントについて学びました。パーソン・センタード・ケアの重要性を改めて認識しました。
  • 認知症の周辺症状への対応:徘徊、せん妄、暴力などの周辺症状への対応について、具体的な事例を交えて学びました。

3. 所感の書き方

所感とは、研修を受けての感想や今後の抱負を述べる部分です。以下のポイントを踏まえて書きましょう。

  • 研修で得られた学び: 研修を通してどのような学びがあったのか、具体的に記述しましょう。
  • 業務への活かし方: 学んだことをどのように日々の業務に活かしていくのか、具体的な行動を交えて書きましょう。
  • 今後の目標: 今後の学習意欲、自己成長への意気込みを表明しましょう。

所感の記述例

今回の研修を通して、認知症の方への理解を深め、より質の高いケアを提供することの重要性を改めて認識しました。特に、パーソン・センタード・ケアのアプローチは、日々のケアにおいても積極的に取り入れていきたいと感じました。研修で学んだことを活かし、認知症の方々が安心して穏やかに過ごせるよう、支援に努めてまいります。

4. 報告書を書く際の注意点

  • 結論を先に: 報告書は、結論を先に述べ、その後で根拠や詳細を説明する構成にしましょう。
  • コピペは厳禁: 研修資料や書籍などの内容をそのままコピー&ペーストするのは避けましょう。自分の言葉でまとめることが大切です。
  • 引用は出典元を明記: 他の資料を引用する場合は、出典元を必ず明記しましょう。
  • 読み手を意識: わかりやすく簡潔な文章で、読みやすい報告書を作成しましょう。

5. 報告書のテンプレート

以下に、報告書のテンプレートを用意しました。必要に応じて修正してご活用ください。

研修報告書
以下について報告いたします。

(職名・氏名)〇〇 ○○○○
(参加した日)令和○年〇月〇日  (会場名)〇〇にて

(研修名)○○
講師 〇〇氏(または先生)

【研修内容】
1.〇〇
(詳細)〇〇
2.○○
(詳細)〇〇
3.〇〇
(詳細)〇〇

【所感】
今回の研修を受け、〇〇について学びました。
〇〇の時、私はよく〇〇してしまうことがありますが、それではかえって○○なので、改善しなくてはならないと痛感しています。

〇〇できるよう、この研修の内容を業務の中で活かしていきたいと思います。

以上

※()の部分は消して、〇のところに受けた研修に当てはまる文言を入れましょう。
 自分らしい言葉に加工することも忘れないでください。