上司や包括のチェックに負けない!お気楽ケアマネージャーのお手軽ケアプラン術!

若手・中堅ケアマネージャーのみなさん。

ケアプランの作り方、悩んでませんか?

まあ中堅にもなれば、主任ケアマネを取得するくらいになってるかもしれませんね。
でも、いくら自分が指導する立場になったとしても、実地指導やケアプラン点検と、市や県の指導は受けなければなりません。

指導でなくても、自分が作ったケアプランは、利用者さんと家族、介護サービス事業所、要支援者であれば地域包括支援センターと共有されてしまいます。

下手なケアプランは作れませんね・・・

ケアマネージャーでいる限り、常に誰かの採点を受けなければならないんです。

この記事では、決して気を抜いてるわけじゃないのに、「お手軽に」「それなりの」ケアプランを作成する方法をお話しします。
「良いケアプランを作らなければ・・・」というプレッシャーから解放されるためのヒントになればと思います。

 

プレッシャーの正体

数年ぐらい経験を積んでも、ケアプラン作成には気を遣うものです。

なぜこんな紙数枚にプレッシャーをかけられるのか?
ざっと思いつく理由を挙げてみましょう。

  1. 作成期間
  2. 利用者や事業所に交付しなければならない
  3. 上司などにめちゃくちゃ赤ペンで直される

作成期間が限定されると、結構焦ります。
例えば入院中で新規依頼されたものの、退院まで日がなかったりすると、急ピッチで作業しなければなりません。
あるいは、更新申請の結果が月末ギリギリに出た時なんかも、あらかじめ作っておかないと焦ることになります。

ケアプランの利用者等への交付は必須なので(やらないと減算だし)、作ったケアプランは必ず誰かに見られることになります。
「完璧なケアプラン」の基準なんてないと思いますが、出来上がったケアプランにケアマネの素質を測る人も中にはいるかもしれません。

 

その中でも一番気を遣うのは、赤ペン先生対策ではないでしょうか・・・

居宅ケアマネ事業所では、作ったケアプランを上司がチェックするところとしないところがあります。
少なくとも、新人ケアマネはチェックされることが多いですけどね。

もちろん不安な人はチェックしてもらった方が良いでしょうが、基本的にはチェックしてもらわなきゃならない規則もないので(事業所によります)、たいていは、作って直で利用者さんにお届けする産地直送スタイルです。

しかし、先述の通り「上司がチェックする」がひとつと、もうひとつ大きな障壁があります。
要支援者の場合、サービス担当者会議前にケアプランを【地域包括支援センター】に提出しなければならないんです。

それで大概はがっつり赤ペン先生が入ってきます。
僕も大概です。

それに、サービス担当者会議後にも、利用者の署名をもらった本プラン(写し)を包括に提出する必要があります。

大きい声では言えませんが(言ってる)、要介護者であれば、こっそり修正し放題です。
ですが要支援者は、事前と事後に「包括」というフィルターを通さなければならないので、帳尻合わせの修正がこっそりとできないという問題があるんですよね。

個人的な考えではありますが、ケアプラン作成における最大のプレッシャーの正体は、ケアプランのチェックにあるのではないでしょうか。

プレッシャーにうち勝つ?

ケアプランのチェックを受ける際に心配なのは、多分みんな同じことだと思います。

めちゃくちゃダメ出しされそうで不安・・・

ダメ出しは嫌ですよね。
自信もって提出したものが赤ペンだらけで返ってきたら、そりゃあがっかりすること請け合いです。

なので多くの人が、「完璧なケアプランを作らなければ!」と躍起になります。

でもどうすれば完璧になるかわからないので、マニュアルや更新研修などの資料、文例を検索しては読み漁るしかありません。
それで確かにスキルアップも出来るでしょうが、そこはやはり対人である限り、マニュアルなどからは完璧は生まれないんですよね。

むしろ、マニュアル的なお手本ケアプランなんか見てると、それが完璧とはどうしても思えません。
利用者さんに見せるケアプランなのに、「あんなに文字ゴチャゴチャさせていいのかよ」と思います。
かわいい画像のひとつも載せられないんだから、せめて読み疲れないように簡潔にまとめてある方が良いと思います。
(まあ、そうでない利用者さんもいるでしょうけど)

というわけで、ケアプラン作成のプレッシャーにうち勝つために完璧なケアプランを作ろうと頑張るあなた!

完璧に作ろうとするの、やめといた方が良いですよ。

プレッシャーに勝たなくても負けない方法

やわらかいこころ

先述した通り、「完璧なケアプラン」の基準なんて存在しないと思います。

だって、考え方は人それぞれだもの。

管理者クラスの主任ケアマネさん2人別々にケアプランを渡して、チェックされるポイントが完全に一致するなんてことはあり得ません。

然るに、「あなたの完璧」と「上司または包括の完璧」は完全に一致するわけがないんです。

どんなに自信をもってパンチをお見舞いしても、カウンターくらってフルボッコが関の山なんですよ。

ではどうすれば良いか?

簡単です。

プレッシャーに屈してしまえばいいんです。

プレッシャーにうち勝とうとするから、負けた時に余計なストレスがかかるんですよね。

セトモノとセトモノとぶつかりっこすると、すぐこわれちゃう
どっちかやわらかければだいじょうぶ
やわらかいこころをもちましょう

相田みつを先生の言葉です。
まさにこういうことだと思うんですよね。

やわらかいこころを持って臨めば、少なくとも余計なストレスを感じる事はなくなります。

勝たなくても負けない方法とは

プレッシャーとの勝負を避ければ、勝ちはしなくても、負ける事はありません。

僕の持論ですが、介護の仕事にプライドは持ってもいいけど、書類作成にプライドはいらないと思っています。

というわけで、「適切なケアプラン」ないし「完璧なケアプラン」というのは、チェックする人の考え方に沿っていればいいということになります。
チェックする人とは、上司・包括・保険者ですね。

でも、他人の考え方に沿ったケアプランなんて、そうそう作れはしません。
かえってめんどいし。

なので、もう相手に作ってもらいましょう。

最初っから完璧なケアプランを作ろうとしないで、ダメ出しされるつもりで提出するんです。

そして赤ペン先生された部分を修正すれば、(相手にとって)完璧なケアプランの出来上がり!というわけです。

プレッシャーとの真っ向勝負を避け、あえて屈することで、負け戦も回避できるということです。
ダメ出しされること自体にストレスは感じますが、ダメ出しありきの気持ちでいれば、ストレスは最小限に抑えられます。
素直にダメ出しを聞き入れることで、相手に「ふう!いい指導をしたぜ」という達成感を感じさせることにもなる(多分)ので、かえって味方になってくれる可能性が高いです。

みつを先生の「どっちかがやわらかければ」とは、こんな風に、結果的にwin-winの関係ってことだと思うんですよね。

実際僕はダメ出しありきで提出して、ダメ出しを「はい!わかりました!ありがとうございます!」くらいの感じで返していたら、後々相手が高評価してくれていることがわかりました。

勝ちはしてませんが、結果的に負けてもいないですよね。
むしろ勝ちなのかな?
とにかくまあ、「勝ちにこだわらない」ことが一番ストレスフリーなのかなと思いましたね。

手は抜いても気を抜くな!

勝たなくても負けない方法を実践する上での注意点です。

「完璧にしない=手を抜く」ということなんですが、あまりにケアレスミスがあると、ただの「ダメなやつ」認定されて終わりです。

手は抜いても気を抜かずに、最低限の行程を完遂した上で、めんどうなところだけダメ出ししてもらいましょう。

最後に

前から思ってたんですが、ケアプランも書面ばっかり修正させといて、盛り込んだサービスについての指導なんかはノータッチってこと、多くないですか?

サービスありきのケアマネジメントはダメとか、インフォーマルサービスをもっと入れてとかよく言われますが、だったら、ケアプランをチェックする人はそこまでチェックした方がいいんじゃないですかね?

あまり言ってホントにそうなると面倒なのでもう言いませんけど。

まあでもつまり、書面と経過に不備がなければケアマネジメントは通るということなので、完璧なケアマネージャーになろうとせず、【助けてもらえるケアマネージャー】を目指した方が、かなーりお気軽に仕事できるのでオススメですよ。

 

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