【完全版】認知症チェックリストでリスクを把握!予防対策も紹介

まだまだ知られていない認知症リスク

認知症予防について、どれくらい知っていますか?

運動をする。
脳トレをする。
いろんな人と交流する。

ここまでは知っている人も多いと思います。
つまり、運動不足や脳の衰え、他人と疎遠になることが、認知症のリスクになるということまでは、広く知られているということですね。

しかし実のところ、認知症のリスクとしてこれらはほんの一部でしかありません。

運動、脳トレ、交流の他にチェックしておくべき項目は22個あります。
ざっと挙げておくので、見てみてください。

認知症のリスクチェックリスト

①頭部外傷を受けたことがある
②全身麻酔をしたことがある(回数は?)
③歯に歯科用アマルガム(銀の詰め物)を入れている
④水銀値の高い魚(キンメダイやクロマグロなど)を頻繁に食べている
⑤多剤服用している(特に抗うつ剤、降圧剤、抗ヒスタミン薬など)
⑥違法薬物を使用した
⑦飲酒歴(量も)
⑧喫煙歴
⑨口腔内の衛生状態が悪い
⑩移植手術を受けたことがある
⑪肝臓、腎臓、肺、心臓に疾患がある
⑫いびきをかく
⑬高温圧搾のオイル(パーム油など)を使用している
⑭トランス脂肪酸や単糖類の多い食べ物を食べている
⑮慢性の副鼻腔疾患がある
⑯腹部膨満感や繰り返す下痢がある
⑰生活空間にカビが生えている
⑱加工食品や無機食品を食べている
⑲ダニに噛まれた
⑳逆流性食道炎のためにプロトンポンプ阻害薬を服用している
㉑化粧品、ヘアスプレー、制汗剤を使用している
㉒1日の適切な水分量を補給していない

生活の中に潜むリスクファクター

22個のチェックリストを見ると、複数該当する人はたくさんいるのではないかと思います。

私もです。

それだけ、普段の生活の中に認知症のリスクが潜んでいるんですね。

この22個の項目に加え、「アルツハイマー病になりやすい遺伝子・なりにくい遺伝子」というものもあり、該当項目が多いから必ず認知症になる、少ないからならないとは言い切れませんが、できる限りこれらの要因を排除することができれば、認知症のリスクを大きく軽減できるということです。

「認知症は誰もがなる可能性がある」とは、単に将来的な患者数の多さを言っているのではありません。
今まさに、あなたも私も、自身の体を蝕む環境に身を置いている可能性が高いからだと、覚えておいてくださいね。