【衝撃】パン・麺類で認知症リスク上昇?!グルテンの危険性と対策

まさか、あの食べ物が原因だったなんて…?

「パン」「ラーメン」「うどん」「パスタ」… どれも私たちが大好きな食べ物ですよね。

でも、ちょっと待ってください!

実は、これらの小麦製品に含まれるグルテンが、認知症のリスクを高める可能性があることをご存知ですか?

今回は、グルテンを含む小麦製品が体に与える影響と、認知症との関係についてお話します。

グルテンってなに?

グルテンとは、小麦などに含まれるタンパク質の一種です。

もちもちとした食感を作るのに欠かせない成分であり、おいしさの追求から品種改良が繰り返され、小麦は昔と比べて40倍のグルテンを含むようになりました。

調理にも幅広く活用でき、今や私たちの生活には欠かせないものになっています。

ですが、実はグルテンは体にとって、ちょっと困った一面も持っているんです。

腸に穴があく!?「リーキーガット症候群」の恐怖

グルテンを摂りすぎると、腸壁に小さな穴があいてしまうことがあります。

グルテンは、その性質ゆえか腸壁にへばりつきます。
すると、身体の自己免疫システムが、グルテンを”異物”と認識し、攻撃を始めます。

その攻撃は、グルテンがへばりついていた腸壁ごと傷つけてしまい、そこに穴があいてしまいます。

腸壁に穴があくと、本来は腸にとどまっているはずの腸内細菌や未消化物が血液中に漏れ出てしまいます。
これが全身に炎症を引き起こし、様々な病気のリスクを高める原因となるのです。

これを「リーキーガット症候群」と言います。

この”全身の炎症”は、脳にも達します。
アルツハイマー病発症の原因であるアミロイドβは、本来炎症などの異常から脳を守る為に作られますが、脳を守った結果生じたゴミのようなものが蓄積して、脳に異常をもたらすと考えられています。

腸内環境が悪化すると、脳にも悪影響?!

脳腸相関」という言葉をご存知でしょうか?

腸は「第二の脳」とも呼ばれ、脳の働きと密接な関係があることが近年明らかになってきました。

例えば、食あたりをした時を思い出してください。
食あたりをすると激しい腹痛が起こりますが、実は腹痛を感じるているのは、実はお腹ではありません。

腸に何かしら異常が起こると、神経伝達物質を通じて脳にそのことが伝えられます。
すると脳は、腸の異常を私たちに知らせるために、腹痛を感じる信号を発するのです。

そして、腸の異常を回復するために、自身の機能を休めます。
腹痛で集中力が低下し、人の話が頭に入ってこないのはそのためです。

その状態が長期間続くと、脳は”機能を休めている状態”を通常運転にしてしまい、認知症状を呈するようになります。

そこから、腸内環境が悪化すると、脳の働きにも悪影響を及ぼし、認知機能の低下や認知症のリスクを高める可能性に注目されるようになったのです。

グルテンがもたらす悪影響は、もう二つあります。

  1. 中毒性がある
    グルテンにはモルヒネに似た中毒性があるため、知らず知らずのうちに食べ過ぎてしまうことがあります。

  2. 砂糖との悪循環
    ストレスを感じると甘いものが食べたくなりますよね。
    しかし、砂糖は炎症を悪化させ、グルテンとの相乗効果で体に大きな負担をかけてしまいます。

まさに、「(体に悪いと)わかっちゃいるけどやめられない」体にさせられてしまうのです。

先ほど例に挙げた、食あたりのような腸の不調が長期間続いてしまうのは、この中毒性や砂糖との悪循環が原因であると言えるでしょう。

認知症予防のために、今日からできること

「グルテンが体に悪いなら、どうすればいいの?」

そう思われた方もいるかもしれません。
同じ話をした介護施設職員さんからの感想には、「私も確実に認知症になりますね」というものもありました。

小麦と現代の食生活が、いかに強く結びついているかがわかるお言葉でした。

ですが、それは大きな間違いです。

今からでもできることはたくさんあります。

  1. グルテンフリーにチャレンジ
    いきなり完全にグルテンを断つのは難しいかもしれませんが、少しずつでもグルテンフリーの食品を取り入れてみましょう。
    米粉パンやグルテンフリーパスタなど、最近はスーパーでも手軽に購入できるようになりました。

  2. 小麦製品を週1回の楽しみに
    大好きなパンやラーメンも、週1回のご褒美にするなど、食べる量を調整してみましょう。

  3. 他の食材も楽しむ
    グルテンフリーのレシピはたくさんあります。
    様々な食材をバランスよく摂取することで、健康的な食生活を送りましょう。

実際に、認知症患者である80代女性の方で、小麦製品を絶ってから、徐々に認知機能が回復していった事例もあります。

また、小麦を摂取している人すべてが認知症になるわけではありませんし、摂取していないのに認知症になる人もいます。
あくまで、「グルテンがリスクを高める」という認識を持ってもらいたいです。

認知症は改善できる!

「もう歳だから…」「もう認知症になってしまったから…」と諦めていませんか?

実は、脳は年齢に関係なく、回復する力を持っています。
80~90代の方でも、認知機能が改善したという例はたくさんあります。

今日からできることを実践してみませんか?

もちろん、小麦を完全に避ける必要はありません。

バランスの取れた食生活と健康的なライフスタイルを心がけることが大切です。

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