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菅原 浩平

  • 2024年2月21日
  • 2024年9月5日

認知症で「思い出せない」のはなぜ?記憶の仕組みと改善方法

記憶の仕組みは3ステップ 記憶には3つのステップがあります。 体験や学習したことを覚える 覚えたことを記憶として蓄える=保管する 保管した記憶を引き出す=思い出す もの忘れには、老化による年相応のものと、認知症による記憶障害があります。 1~3のうち、3「思い出す」だけがうまくできなくなるのが老化によるもの忘れ。 1~3の全てがうまくできなくなるのが、認知症による記憶障害。 老化と認知症のもの忘れ […]

  • 2024年2月16日
  • 2024年9月5日

「認知症の薬を飲んでも効果がない…」その原因と解決策

認知症を改善させるには順番がある 認知症の診断を受けて、薬を飲んだけと効果がない 脳トレや運動を勧められるままやってみたけど、効いてるのかよくわからない 水を飲む、食事を変える、アロマテラピー… どれも効果を実感できない 認知症を改善するためにいろいろ試しているのに効果を実感できない人は多いと思います。 それは何も、それらが効果ないからではありません。 本人にその方法が合ってないからです。 結局、 […]

  • 2024年2月13日
  • 2024年9月5日

認知症薬をやめてみた結果、母は笑顔を取り戻した!減薬で変わる認知症ケア

74歳の女性Sさん Sさんは夫と二人暮らしで、家事全般を担ってきましたが、ある日アルツハイマー型認知症を発症し、家事ができなくなりました。 洗濯や料理ができなくなったことに始まり、もの忘れ、食べこぼし、尿失禁などが増えていき、夫の介護負担が増す一方でした。 他にも、 無口で無表情 食事にも無関心で、食べ始めてもすぐに箸が止まる 急に興奮して怒り出すことがある 便通が悪く、出るまでトイレにこもりっき […]

  • 2024年2月12日
  • 2024年9月5日

アリセプトの副作用?認知症の母が激変した理由【薬の選び方を見直そう】

アルツハイマー型認知症のAさん Aさんは81才の女性。息子さん夫婦と同居。 アルツハイマー型認知症の診断と、要介護3の認定を受けています。 症状は、 ・もの忘れがひどい ・一日中同じことを言う、聞く ・落ち着きなく家の中を行ったり来たり ・冷蔵の中身を出したり入れたりしては腐らせる ・家電の操作ができないのにいじるのでエアコンの設定温度などはめちゃくちゃ ・同居の息子さん夫婦から注意されると興奮し […]

  • 2024年2月10日
  • 2024年9月5日

アリセプトは万能薬ではない!認知症薬の副作用と回復の実話

看取りになった女性Aさん Aさんは86歳で、アルツハイマー型認知症の診断を受け要介護度は2。 同居家族の介護を受けつつ、介護サービスを利用することで自宅でなんとか生活できていた方です。 アリセプトの処方を受けていて、効果があるかと言われればあまり実感はなかったものの、なんとなく服用を続けていたそうです。 ある日、食欲不振に陥り、食べてもむせ込みや誤嚥が増え、やがて寝たきりになりました。 医師からは […]

  • 2024年2月8日
  • 2024年9月5日

毎日20分歩くだけ 認知症リスクを下げる運動習慣の科学的根拠

脳は衰えるもの 脳は、25歳を境にどんどん老化していきます。 これはすべての人が避けられない自然現象。 しかし、同じ年齢でも脳の老化具合は人それぞれ違います。 その原因はいくつかありますが、その一つが「運動」。 結論から言うと、脳の老化は運動によって歯止めをかけることができます。 カロリー消費で脳が元気に? このラインより上のエリアが無料で表示されます。 加齢による前頭葉の萎縮の進み具合は、カロリ […]

  • 2024年2月4日
  • 2024年9月5日

【簡単】自宅でできるBDNFを増やす方法!運動で認知機能をアップ

奇跡の物質 BDNFは主に大脳皮質や海馬で合成されるタンパク質で、科学分野においては「奇跡」とまで呼ばれる物質です。 BDNFは、脳細胞が他の物質によって傷ついたり死んだりしないよう保護する働きをしています。 通常、酸素や栄養が行き届かなかったり、有害な物質が悪さをすると、脳細胞は傷ついたり死んでしまいます。 ですが、BDNFがあれば、そういった損害を避けられるというのです。 脳は、例えば脳卒中な […]

  • 2024年2月3日
  • 2024年9月5日

認知症予防・改善に役立つ?リンゴの驚くべき効果と、その裏側にある科学的根拠を徹底解説!

記憶力低下の原因は、神経伝達物質のアセチルコリンが不足するためと言われています。 「不足が原因ならば、アセチルコリンを増やすことができれば記憶力もアップできるし、症状の進行も遅れるだろう。」 そんな考えのもとに、「アリセプト(ドネペジル)」という薬が生まれました。 その結果はどうでしょう? 記憶力はアップした? 進行は遅れた? おそらく、十中八九の人はその効果を実感することはなかったはず。 それは […]

  • 2024年1月31日
  • 2024年9月5日

認知症の父が夜中に何度もトイレに… 頻尿の原因と対策を徹底解説!

頻尿の人の尿量は? 夜何度も起きてトイレに行く トイレに行ったばかりなのに、1分でまたトイレに行く 最初の何回かは割と我慢できるものです。 だけど、短時間で何度も何度も「トイレ」と言われると、本気でうんざりしますよね。 通常、1回に出る尿量は250~400mlと言われています。 成人が尿意を感じる始めのは200ml前後。 最大尿量は500~600ml。 最大に達すると、膀胱パンパンで「もれる~!」 […]

  • 2024年1月30日
  • 2024年9月5日

【簡単自己診断】40代からの認知症サインを見逃すな!前頭側頭型認知症チェックリスト

自宅でできる簡易検査 若年認知症で有名な宮永和夫先生が作成した、前頭側頭型認知症のチェックリストがあります。 ①状況に合わない行動をとる ②意欲減退 ③無関心 ④逸脱行動 ⑤時刻表的行動 ⑥食べ物へのこだわり ⑦常同行動・反響言語 ⑧嗜好の変化 ⑨発語障害・意味障害 ⑩記憶力や見当識は保たれている 40代~70代で3項目以上該当したら要注意。 前頭側頭型認知症の可能性があるので、早めに受診した方が […]