AUTHOR

菅原 浩平

  • 2024年2月13日
  • 2024年9月5日

認知症薬をやめてみた結果、母は笑顔を取り戻した!減薬で変わる認知症ケア

74歳の女性Sさん Sさんは夫と二人暮らしで、家事全般を担ってきましたが、ある日アルツハイマー型認知症を発症し、家事ができなくなりました。 洗濯や料理ができなくなったことに始まり、もの忘れ、食べこぼし、尿失禁などが増えていき、夫の介護負担が増す一方でした。 他にも、 無口で無表情 食事にも無関心で、食べ始めてもすぐに箸が止まる 急に興奮して怒り出すことがある 便通が悪く、出るまでトイレにこもりっき […]

  • 2024年2月12日
  • 2024年9月5日

アリセプトの副作用?認知症の母が激変した理由【薬の選び方を見直そう】

アルツハイマー型認知症のAさん Aさんは81才の女性。息子さん夫婦と同居。 アルツハイマー型認知症の診断と、要介護3の認定を受けています。 症状は、 ・もの忘れがひどい ・一日中同じことを言う、聞く ・落ち着きなく家の中を行ったり来たり ・冷蔵の中身を出したり入れたりしては腐らせる ・家電の操作ができないのにいじるのでエアコンの設定温度などはめちゃくちゃ ・同居の息子さん夫婦から注意されると興奮し […]

  • 2024年2月10日
  • 2024年9月5日

アリセプトは万能薬ではない!認知症薬の副作用と回復の実話

看取りになった女性Aさん Aさんは86歳で、アルツハイマー型認知症の診断を受け要介護度は2。 同居家族の介護を受けつつ、介護サービスを利用することで自宅でなんとか生活できていた方です。 アリセプトの処方を受けていて、効果があるかと言われればあまり実感はなかったものの、なんとなく服用を続けていたそうです。 ある日、食欲不振に陥り、食べてもむせ込みや誤嚥が増え、やがて寝たきりになりました。 医師からは […]

  • 2024年2月8日
  • 2024年9月5日

毎日20分歩くだけ 認知症リスクを下げる運動習慣の科学的根拠

脳は衰えるもの 脳は、25歳を境にどんどん老化していきます。 これはすべての人が避けられない自然現象。 しかし、同じ年齢でも脳の老化具合は人それぞれ違います。 その原因はいくつかありますが、その一つが「運動」。 結論から言うと、脳の老化は運動によって歯止めをかけることができます。 カロリー消費で脳が元気に? このラインより上のエリアが無料で表示されます。 加齢による前頭葉の萎縮の進み具合は、カロリ […]

  • 2024年2月4日
  • 2024年9月5日

【簡単】自宅でできるBDNFを増やす方法!運動で認知機能をアップ

奇跡の物質 BDNFは主に大脳皮質や海馬で合成されるタンパク質で、科学分野においては「奇跡」とまで呼ばれる物質です。 BDNFは、脳細胞が他の物質によって傷ついたり死んだりしないよう保護する働きをしています。 通常、酸素や栄養が行き届かなかったり、有害な物質が悪さをすると、脳細胞は傷ついたり死んでしまいます。 ですが、BDNFがあれば、そういった損害を避けられるというのです。 脳は、例えば脳卒中な […]

  • 2024年2月3日
  • 2024年9月5日

認知症予防・改善に役立つ?リンゴの驚くべき効果と、その裏側にある科学的根拠を徹底解説!

記憶力低下の原因は、神経伝達物質のアセチルコリンが不足するためと言われています。 「不足が原因ならば、アセチルコリンを増やすことができれば記憶力もアップできるし、症状の進行も遅れるだろう。」 そんな考えのもとに、「アリセプト(ドネペジル)」という薬が生まれました。 その結果はどうでしょう? 記憶力はアップした? 進行は遅れた? おそらく、十中八九の人はその効果を実感することはなかったはず。 それは […]

  • 2024年1月31日
  • 2024年9月5日

認知症の父が夜中に何度もトイレに… 頻尿の原因と対策を徹底解説!

頻尿の人の尿量は? 夜何度も起きてトイレに行く トイレに行ったばかりなのに、1分でまたトイレに行く 最初の何回かは割と我慢できるものです。 だけど、短時間で何度も何度も「トイレ」と言われると、本気でうんざりしますよね。 通常、1回に出る尿量は250~400mlと言われています。 成人が尿意を感じる始めのは200ml前後。 最大尿量は500~600ml。 最大に達すると、膀胱パンパンで「もれる~!」 […]

  • 2024年1月30日
  • 2024年9月5日

【簡単自己診断】40代からの認知症サインを見逃すな!前頭側頭型認知症チェックリスト

自宅でできる簡易検査 若年認知症で有名な宮永和夫先生が作成した、前頭側頭型認知症のチェックリストがあります。 ①状況に合わない行動をとる ②意欲減退 ③無関心 ④逸脱行動 ⑤時刻表的行動 ⑥食べ物へのこだわり ⑦常同行動・反響言語 ⑧嗜好の変化 ⑨発語障害・意味障害 ⑩記憶力や見当識は保たれている 40代~70代で3項目以上該当したら要注意。 前頭側頭型認知症の可能性があるので、早めに受診した方が […]

  • 2024年1月28日
  • 2024年9月5日

アルツハイマー病の症状を段階別に解説!初期症状の見分け方から介護のポイントまで

意外と知らない方も多いので、 アルツハイマー病の段階別症状について解説します。 【初期の症状】 ・直前のことを覚えられない (短期記憶障害) ・何度も同じことを言う、聞く(理解力低下) ・財布などを閉まった場所が分からなくなり周りの人が盗んだと思い込む (記憶障害または注意障害、物盗られ妄想) ・取り繕おうとして作り話をする(作話) ・趣味や日課に興味を失い何もしなくなる(意欲低下) ・うつ状態 […]

  • 2024年1月24日
  • 2024年9月5日

睡眠不足が招く恐ろしい未来!ギネス記録から学ぶ認知症との関係

無睡眠時間のギネス記録 1964年、アメリカの高校生ランディ・カードナーが、高校の自由研究のために、それまでのギネス記録である「260時間無睡眠」の記録に挑戦することを思い立ちました。 260時間というと、約11日間。 普段のランディは、1日7時間程度の睡眠をとるごく普通の高校生です。 この挑戦に立ち会った睡眠の専門家ウィリアム・C・デメント博士によると、ランディの挑戦は次のような経過を辿りました […]