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嚥下障害

  • 2024年10月18日

認知症と摂食嚥下障害の関係|症状・原因・改善策をわかりやすく解説

認知症と摂食嚥下障害の関係 「摂食嚥下障害」って聞いたことありますか? 医療や介護の現場ではよく使われる言葉ですが、一般の方にはあまり馴染みがないかもしれません。 実はこの摂食嚥下障害、認知症と深い関係があるんです。 今回は、摂食嚥下障害について、そして認知症との関係についてわかりやすく解説していきます。 摂食嚥下障害ってどんな状態? 摂食嚥下障害とは、簡単に言うと「食べることや飲み込むことがうま […]

  • 2024年2月10日
  • 2024年9月5日

アリセプトは万能薬ではない!認知症薬の副作用と回復の実話

看取りになった女性Aさん Aさんは86歳で、アルツハイマー型認知症の診断を受け要介護度は2。 同居家族の介護を受けつつ、介護サービスを利用することで自宅でなんとか生活できていた方です。 アリセプトの処方を受けていて、効果があるかと言われればあまり実感はなかったものの、なんとなく服用を続けていたそうです。 ある日、食欲不振に陥り、食べてもむせ込みや誤嚥が増え、やがて寝たきりになりました。 医師からは […]

  • 2021年11月1日
  • 2024年9月17日

前頭側頭型認知症の食行動障害:誤嚥・窒息リスクを下げるために

前頭側頭型認知症は、前頭側頭葉変性症により発症する認知症です。 つまり、大脳の前頭葉と側頭葉を中心に萎縮していく疾患の1つとされています。 前頭側頭葉変性症は若年の発症が多く、進行性です。 主な症状としては 性格変化 社会性の喪失 会話が困難 注意・判断・実行機能などの能力低下など 一方で、見当識、目的動作、視空間認知、記憶は保たれている場合が多いです。 この他に代表的な症状として、過食や食行動変 […]

  • 2021年10月31日
  • 2024年9月17日

レビー小体型認知症の食事支援:パーキンソン症状や認知機能変動への対応と、自尊心を守るためのヒント

レビー小体型認知症に対する支援においては、動作の障害や嚥下障害があっても、記憶や理解力が維持されている時期があります。 そのことを考慮し、自尊心に配慮した支援が重要です。 こと食事支援においては、注意深く観察することで、「できないところだけを、さりげなく、エレガントに支援する」よう心掛けましょう。   レビー小体型認知症による食行動障害の特徴 動作の障害への対応:パーキンソン症状 上肢の […]

  • 2021年10月25日
  • 2024年9月17日

【レビー小体型認知症】摂食・嚥下障害の原因と対策|パーキンソン症状との関連性も解説

レビー小体型認知症の特徴 レビー小体型認知症では、中枢神経、特に大脳皮質を中心にレビー小体が出現した結果、次のような症状が起こります。 うつ 幻視 認知機能の変動 パーキンソン症状 睡眠時の異常行動(レム睡眠行動障害) 自律神経症状(起立性低血圧や失禁・便秘など) 初期では見当識障害や記憶障害がない、または少ないのが特徴ですが、その時期でも後頭葉の障害などから原子や誤認、幻聴や体感幻覚(全身に針が […]

  • 2021年10月20日
  • 2024年9月17日

認知症患者の胃瘻造設:診療報酬改定後の現状と経口摂取支援の重要性

平成26年度の診療報酬改定で、胃瘻増設の点数の減算などが行われました。 胃瘻増設が減算になったということは、胃瘻増設によって病院側に利益が出ないようにするということ。 つまり、無用な胃瘻造設を防ごうという狙いが見えるね、ということです。 そのきっかけになったのが、認知症高齢者への胃瘻造設の問題です。 認知症高齢者への胃瘻造設 日本ではこれまで、チームケアによる栄養管理が普及し、浸透してきました。 […]

  • 2021年10月19日
  • 2024年9月17日

【アルツハイマー型認知症】食事介助で困ってる方へ!むせや食べこぼしを防ぐ具体的な方法

アルツハイマー型認知症による食行動障害がある方への対応方法についてお話します。 アルツハイマー型認知症がどのように食行動障害を引き起こしているかについては、↓のリンクから確認してくださいね。 アルツハイマー型認知症による食行動障害食行動障害 対応の要点 中等度のアルツハイマー型認知症で食事介助を要するケースあるある。 食事を自分で食べ始められない ↓ 自力摂取不可と判断 ↓ しゃーないから介助しま […]

  • 2021年10月15日
  • 2024年9月17日

アルツハイマー病の食行動障害:摂食・嚥下障害の経過と対策

アルツハイマー病の食行動障害の経過 アルツハイマー病は、変性性認知症の中でも代表的な疾患です。 アルツハイマー型認知症の患者数は、認知症感は全体の約7割と言われてますしね。 アルツハイマー病では、健忘症状や失行の症状がよく知られています。 大脳皮質の委縮は神経線維変化と神経細胞脱落によるもので、記憶をつかさどる海馬周辺から側頭葉内側に始まり、側頭頂に進行していくとされています。 この原因が、脳内に […]

  • 2021年10月5日
  • 2024年9月17日

認知症の方が食べられないワケ|歴史と最新の食事支援法を解説

現在、日本で最も多いと言われているアルツハイマー型認知症。 その原因疾患であるアルツハイマー病を発見したのがドイツの精神科医 アロイス・アルツハイマーさん。 アルツハイマー病について論文に掲載したのが1911年のことで、100年そこそこの歴史です。 対して、認知症の摂食困難に関する取り組みが始まったのは、さらに遅く1970年代と言われていますが、一説によるとさらに10年以上も後のこととされています […]

  • 2021年9月21日
  • 2024年9月17日

認知症で食欲不振?原因別・具体的な対応策と食事のポイント

3食自分で食べられる方であれば、介助者側のニーズとして「食事量を増やしたい」、「食欲不振を改善したい」という思いが出てくることもあります。 食事量が低下した場合、嚥下機能が低下しているのか、嗜好が合わないのかと判断に困ることもありますが、この記事では、食欲がなくて「お腹いっぱいだ」と拒否する方の対応についてお話しします。   徐々に体重が減少してしまう方への対応 原因を見極める際のポイン […]