日本は世界でもトップクラスの長寿国であると同時に、高齢化、認知症患者数が深刻化しています。
とは言え、日本ほどではないにせよ、他の国も同様。
そんな中、世界には、認知症とは無縁の地域がいくつか存在します。
その地域は、幸福かつ健康に長生きできる地域として「ブルーゾーン」と名付けられています。
ブルーゾーンは「世界5大長寿エリア」とも言われています。
そのうちひとつは、なんと沖縄。
地域性があることは理解できますが、「認知症と無縁」とまで言わしめる理由は何でしょう?
その答えは、各ブルーゾーンの共通点を探ると見えてきます。
まず、いずれも小さなコミュニティか離島であることが挙げられます。
人同士のつながりも強く、独り暮らしはほとんどいません。
飽食もせず、栄養不足にならない程度の質素な食事をしています。
加えて、ごく日常的なレベルでよく体を動かしていることがわかりました。
一般的に認知症になりにくい人の特徴のひとつとして「高い教育水準」がありますが、このブルーゾーンの住人のほとんどは、他と比べてもとりわけ高学歴というわけでもないそう。
認知症はたくさんの要因が絡み合って発症するという説があります。
その要因には
・人との関わり
・健康的な食事
・適度な運動
が含まれています。
これが、この地域がブルーゾーンと呼ばれる所以なのかもしれません。