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医療

  • 2022年7月14日
  • 2024年9月13日

レビー小体型認知症とは?発見から最新研究まで徹底解説【認知症の種類】

レビー小体型認知症 認知症と言えば、昔はアルツハイマー型認知症と脳血管性認知症のツートップでした。 しかし近年、着々と順位を上げている気鋭がいます。 レビー小体型認知症です 原因疾患はレビー小体病になります。 これらの病名は発見者から名付けられるのがメジャーで、レビー小体病もそうではあるんですが、他とはちょっと一線を画している説があります。 レビー小体型認知症の起源から、順にお話ししますね。 発見 […]

  • 2022年3月19日
  • 2024年9月13日

「認知症は治らない」は古い常識! 新しい治療法で未来を変える

「認知症は治らないもの」が当たり前だった 「認知症になったらどうしようもない」 「どうせ治らない」 実際、精神科を受診して処方される認知症の薬は、例えば「落ち着きのない人を落ち着かせる」という対症療法てきなものです。 程度にもよりますが、むやみに薬で落ち着かせることを、昨今ではドラッグロック(薬による拘束)だと、批判の声が多く上がっています。 アルツハイマー病の新薬も話題になりましたが、はっきり言 […]

  • 2022年2月2日
  • 2024年9月14日

MCIセルフチェックで認知症リスクを診断!予防法も詳しく解説

MCIとは? MCI(Mild Cognitive Impairment)とは、軽度認知障害の略称です。 文字通り、軽度の認知障害が見られる人ということですが、認知症との違いは何なのでしょうか。 簡単にわかりやすく解説していきます。 MCIの定義 MCIとはどういう状態のことを指しているのか。 厚生労働省が次のように発表しています。 物忘れが主たる症状だが、日常生活への影響はほとんどなく、認知症と […]

  • 2022年2月1日
  • 2024年9月14日

【保存版】認知症介護のすべて:歴史、現状、そして未来

特別養護老人ホームでの認知症患者受け入れの始まり 1987年、特別養護老人ホームで認知症患者の受け入れが始まりました。 同年に介護福祉士や社会福祉士という国家資格が生まれて、その後介護保険制度が創設されました(2000年)。 福祉分野で認知症高齢者を手厚く介護していきましょうという土台を作ったんですね。 でも、認知症研究は医療(精神医療)分野に含まています。 にもかかわらず、現在に至るまで、認知症 […]

  • 2021年11月16日
  • 2024年9月16日

認知症薬が招く転倒リスク|アリセプト・メマリーなど薬剤別の危険性と対策

認知症治療薬の副作用 薬剤の使用によって転倒リスクが高くなる・・・という印象、多少なりありませんか? 調べてみればすぐわかることですが、認知症薬の使用によって転倒・転落を弾き超す可能性のある要因が列記されています。 眠気・ふらつき・めまい・注意力低下・失神・せん妄などの精神症状による障害 失調・脱力・筋緊張低下・パーキンソン症状・錐体外路症状などの運動症状の障害   パーキンソン症状・錐 […]

  • 2021年11月14日
  • 2024年9月16日

「口」の健康が「脳」の健康を左右する! オーラルフレイルと認知症の関係性

フレイル・フレイル予防という言葉が、昨今よく聞かれるようになりました。 フレイルとは主に身体的な虚弱状態などを指すので、フレイル予防と言うと、「身体を動かして介護予防」といったイメージが思い浮かぶかと思います。 その中でも最近、オーラルフレイルに注目が集まっています。 オーラルフレイルの予防対策が、認知症予防にもつながると言われているからです。 この記事では、オーラルフレイルの予防は本当に認知症予 […]

  • 2021年11月4日
  • 2024年9月17日

フレイルと認知症の関係性|フレイル解消で認知症が改善?

フレイルという言葉は、もうおなじみになってきたでしょうか。 フレイルの由来はフレイルティ(虚弱)にあります。 福祉におけるフレイルとは、加齢などの要因によって身体機能や認知機能が弱っている状態を指します。 詳しくは後述しますね。 フレイルの定義と認知症の関係を知れば、認知症の改善・予防が叶うかもしれませんよ。   認知症予防とフレイル予防 フレイルティとは ここ10年くらいでしょうか。 […]

  • 2021年11月1日
  • 2024年9月17日

前頭側頭型認知症の食行動障害:誤嚥・窒息リスクを下げるために

前頭側頭型認知症は、前頭側頭葉変性症により発症する認知症です。 つまり、大脳の前頭葉と側頭葉を中心に萎縮していく疾患の1つとされています。 前頭側頭葉変性症は若年の発症が多く、進行性です。 主な症状としては 性格変化 社会性の喪失 会話が困難 注意・判断・実行機能などの能力低下など 一方で、見当識、目的動作、視空間認知、記憶は保たれている場合が多いです。 この他に代表的な症状として、過食や食行動変 […]

  • 2021年10月25日
  • 2024年9月17日

【レビー小体型認知症】摂食・嚥下障害の原因と対策|パーキンソン症状との関連性も解説

レビー小体型認知症の特徴 レビー小体型認知症では、中枢神経、特に大脳皮質を中心にレビー小体が出現した結果、次のような症状が起こります。 うつ 幻視 認知機能の変動 パーキンソン症状 睡眠時の異常行動(レム睡眠行動障害) 自律神経症状(起立性低血圧や失禁・便秘など) 初期では見当識障害や記憶障害がない、または少ないのが特徴ですが、その時期でも後頭葉の障害などから原子や誤認、幻聴や体感幻覚(全身に針が […]

  • 2021年10月20日
  • 2024年9月17日

認知症患者の胃瘻造設:診療報酬改定後の現状と経口摂取支援の重要性

平成26年度の診療報酬改定で、胃瘻増設の点数の減算などが行われました。 胃瘻増設が減算になったということは、胃瘻増設によって病院側に利益が出ないようにするということ。 つまり、無用な胃瘻造設を防ごうという狙いが見えるね、ということです。 そのきっかけになったのが、認知症高齢者への胃瘻造設の問題です。 認知症高齢者への胃瘻造設 日本ではこれまで、チームケアによる栄養管理が普及し、浸透してきました。 […]