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高齢者

  • 2021年11月16日
  • 2024年9月16日

認知症薬が招く転倒リスク|アリセプト・メマリーなど薬剤別の危険性と対策

認知症治療薬の副作用 薬剤の使用によって転倒リスクが高くなる・・・という印象、多少なりありませんか? 調べてみればすぐわかることですが、認知症薬の使用によって転倒・転落を弾き超す可能性のある要因が列記されています。 眠気・ふらつき・めまい・注意力低下・失神・せん妄などの精神症状による障害 失調・脱力・筋緊張低下・パーキンソン症状・錐体外路症状などの運動症状の障害   パーキンソン症状・錐 […]

  • 2021年11月14日
  • 2024年9月16日

「口」の健康が「脳」の健康を左右する! オーラルフレイルと認知症の関係性

フレイル・フレイル予防という言葉が、昨今よく聞かれるようになりました。 フレイルとは主に身体的な虚弱状態などを指すので、フレイル予防と言うと、「身体を動かして介護予防」といったイメージが思い浮かぶかと思います。 その中でも最近、オーラルフレイルに注目が集まっています。 オーラルフレイルの予防対策が、認知症予防にもつながると言われているからです。 この記事では、オーラルフレイルの予防は本当に認知症予 […]

  • 2021年11月5日
  • 2024年9月17日

ケアマネが直面する!デイサービス側が利用拒否の困難事例と解決策

僕は居宅ケアマネをしています。 在宅で要介護認定を受けた高齢者の方々に介護サービスなどを紹介する仕事です。 と言っても、ケアマネの仕事はサービスを紹介するだけじゃありません。 サービスの利用日の調整 ケアプランの作成 サービス担当者会議の日程調整と当日の進行 毎月のモニタリング・その他必要に応じた訪問 介護給付管理(請求業務) 大まかに言うと、こんな仕事をしています。 今回は、ケアマネの仕事の中で […]

  • 2021年11月4日
  • 2024年9月17日

フレイルと認知症の関係性|フレイル解消で認知症が改善?

フレイルという言葉は、もうおなじみになってきたでしょうか。 フレイルの由来はフレイルティ(虚弱)にあります。 福祉におけるフレイルとは、加齢などの要因によって身体機能や認知機能が弱っている状態を指します。 詳しくは後述しますね。 フレイルの定義と認知症の関係を知れば、認知症の改善・予防が叶うかもしれませんよ。   認知症予防とフレイル予防 フレイルティとは ここ10年くらいでしょうか。 […]

  • 2021年10月31日
  • 2024年9月17日

レビー小体型認知症の食事支援:パーキンソン症状や認知機能変動への対応と、自尊心を守るためのヒント

レビー小体型認知症に対する支援においては、動作の障害や嚥下障害があっても、記憶や理解力が維持されている時期があります。 そのことを考慮し、自尊心に配慮した支援が重要です。 こと食事支援においては、注意深く観察することで、「できないところだけを、さりげなく、エレガントに支援する」よう心掛けましょう。   レビー小体型認知症による食行動障害の特徴 動作の障害への対応:パーキンソン症状 上肢の […]

  • 2021年10月25日
  • 2024年9月17日

【レビー小体型認知症】摂食・嚥下障害の原因と対策|パーキンソン症状との関連性も解説

レビー小体型認知症の特徴 レビー小体型認知症では、中枢神経、特に大脳皮質を中心にレビー小体が出現した結果、次のような症状が起こります。 うつ 幻視 認知機能の変動 パーキンソン症状 睡眠時の異常行動(レム睡眠行動障害) 自律神経症状(起立性低血圧や失禁・便秘など) 初期では見当識障害や記憶障害がない、または少ないのが特徴ですが、その時期でも後頭葉の障害などから原子や誤認、幻聴や体感幻覚(全身に針が […]

  • 2021年10月20日
  • 2024年9月17日

認知症患者の胃瘻造設:診療報酬改定後の現状と経口摂取支援の重要性

平成26年度の診療報酬改定で、胃瘻増設の点数の減算などが行われました。 胃瘻増設が減算になったということは、胃瘻増設によって病院側に利益が出ないようにするということ。 つまり、無用な胃瘻造設を防ごうという狙いが見えるね、ということです。 そのきっかけになったのが、認知症高齢者への胃瘻造設の問題です。 認知症高齢者への胃瘻造設 日本ではこれまで、チームケアによる栄養管理が普及し、浸透してきました。 […]

  • 2021年10月19日
  • 2024年9月17日

【アルツハイマー型認知症】食事介助で困ってる方へ!むせや食べこぼしを防ぐ具体的な方法

アルツハイマー型認知症による食行動障害がある方への対応方法についてお話します。 アルツハイマー型認知症がどのように食行動障害を引き起こしているかについては、↓のリンクから確認してくださいね。 アルツハイマー型認知症による食行動障害食行動障害 対応の要点 中等度のアルツハイマー型認知症で食事介助を要するケースあるある。 食事を自分で食べ始められない ↓ 自力摂取不可と判断 ↓ しゃーないから介助しま […]

  • 2021年10月15日
  • 2024年9月17日

アルツハイマー病の食行動障害:摂食・嚥下障害の経過と対策

アルツハイマー病の食行動障害の経過 アルツハイマー病は、変性性認知症の中でも代表的な疾患です。 アルツハイマー型認知症の患者数は、認知症感は全体の約7割と言われてますしね。 アルツハイマー病では、健忘症状や失行の症状がよく知られています。 大脳皮質の委縮は神経線維変化と神経細胞脱落によるもので、記憶をつかさどる海馬周辺から側頭葉内側に始まり、側頭頂に進行していくとされています。 この原因が、脳内に […]

  • 2021年10月10日
  • 2024年9月17日

アルツハイマー病の謎を解く! コリン仮説とグルタミン酸仮説を深堀り

これまで、アルツハイマー型認知症の医学的な特徴について解明されてきた多くあります。 ですが、それらがどのような原因によって発症に至ったのかは、未だに解明されていません。 「認知症の薬を作る」 認知症を患う本人やその家族にすれば、もう夢のようなものです。 現状、創薬研究においては様々な仮説を検証し、それに基づいて開発を進めるしかありません。 アルツハイマー型認知症の原因はすべて明らかにはなっていない […]