DV・虐待を防ぐ生活様式のすすめ

令和2年10月、茨城県ひたちなか市で、生後1ヶ月の赤ちゃんをドアにたたきつけ、腹を殴るなどして死なせたという事件がありました。

この文を打ち込むだけでも、胸が痛くなります。

加害者の男性は、「泣き声にイライラしてやった」と供述したそうです。

 

コロナストレスと介護事情

幼児虐待・家庭内暴力・高齢者虐待は、今に始まったことではありません。

虐待の通報件数は毎年右肩上がりに増え続けていると言いますが、それは、虐待の予防ないし悪化予防のために通報しやすい環境が整ってきていると捉える事もできます。

とは言っても、たくさんの虐待が発生していることに変わりはないし、最悪の事態もこうして発生し続けているので、喜ばしいわけではないですけどね。

そして現在、世界は新型コロナウィルスが猛威を振るっています。
今も尚、悪化の一途を辿っていますね。

感染対策による外出自粛などを受けて、誰もが不安とストレスに苛まれていることで、こうした虐待に転ずる事態が増えています

 

また、新型コロナウィルスが流行し出して、緊急事態宣言だの、外出自粛だのと騒いでいた頃、ホリエモンさんがこんなことを発言していました。

高齢者が外出しなくなると、認知症が進んで介護の必要性が増す
(一部脚色)

この意見は正しいです。

外出自粛することで運動の機会が減り、身体機能が低下します。

これは脳機能の低下にも直結しますね。

加えて、”外出”というストレスの解消手段が無くなるわけですが、ストレスは脳委縮を悪化させるなどの作用もあります。

コロナ禍においては、認知症進行の問題も重大になるんです。

 

ストレス発散のイメージ

ストレス発散って、趣味の延長みたいなイメージありません?

  1. 美味しいものを食べる
  2. 飲酒・飲み会
  3. 映画などを観て泣く・笑う
  4. スポーツ

細かくはもっとあるでしょうが、この①~④が発散方法として特に多いかと思います。

この中で、一番理想的なのは、①のスポーツです。

映画などを観るのはいいかもしれませんが、強いて言うなら、それによるストレス発散は一時的なものでしかないということです。

 

個人的にリスクがあると思うのは、①と②です。
ひとつずつ簡単に解説しますね。

 

美味しいものを食べるリスク

美味しいものを食べる事は、生きる上で不可欠の幸福です。

これは欠かしてはいけません。

ただ、食べるものを間違えると、悪循環に陥ります。

ストレスが蓄積すると、甘いものを食べたくなる傾向があるんです。
糖分はもちろん太りますので、食べすぎることに罪悪感を感じる方もいるかと思います。

罪悪感はさらなるストレスを呼び、ストレスはもっと食欲を呼び、過食など心身の健康状態を悪化させます。

 

お酒の誘惑リスク

お酒は百薬の長であると言います。

少量の飲酒によって、心疾患や糖尿病などのリスクが軽減するというデータもあるそうです。

しかし、脳に対しては、飲酒量は関係ありません
百薬どころか、百害あって一利なしです。

 

お酒は脳委縮を加速させます。
脳委縮によって認知症状が現れる可能性がありますね。

認知症状に悩んで精神病院に駆け込む方は多いと思いますが、飲酒がやめられない方には薬が処方されない事が多いです。

ま、薬も認知症によろしくないのでやめた方がいいんですけど、家庭では一刻を争う状況ってありますのでね。
一時的な処置としてはやむを得ない場合もあるかもしれません。

 

 

運動をおすすめしたい理由

運動してストレス発散ってよく言いますけど、運動には発散だけでなく、ストレスに強くなる効果もあるんです。

その上、運動をした人はしない人に比べて、脳年齢が若返っているという研究データが実在します。

これは、スポーツが好きな人とか経験者に限った話ではありません。

 

ストレスや脳にいい運動をするには、何かのスポーツでなければいけないわけではありません。

ウォーキングやランニングなどの有酸素運動であればいいんです。

筋トレなんかも効果的ではあるんですが、今のところ一番有効なのは有酸素運動と言われています。

 

僕は運動を、今現在頑張って働いている介護職員にこそやってほしいと思っています。

運動することでストレスケアになることはもちろんですが、まだまだ運動には恩恵があるんです。

 

有酸素運動によって、ドーパミンなどのホルモンが生成されます。

ドーパミンには、幸福感を感じたり、集中力を向上させる効果があるんです。

さらに、カテコールアミンというホルモンも運動によって生成されるんですが、これは記憶力を向上させる効果があるそうです。

 

僕も週に数回程度ランニングしてますが、始めて以降、記憶力の向上を実感しています。

実際のところ、とにかく身体を動かしさえすれば多少なり効果は得られるので、いっそランニングマンでもオッケーです☆⌒d(´∀`)ノ

 

無理なく運動を始めるコツ

運動は本当におすすめですが、まあ正直、しんどいですよね?

ランニングなんて、スポーツできるやつのやることだって思う方もいるかもしれませんね。

わかりますよ。

僕、これでも体育の成績はトップクラスでした、下から。

それでも、運動の効果を知って実践してみたら、すんごい効果を実感しちゃったもので、今では走らないと仕事がうまく進みません。

 

まずは無理なく、短時間(10~20分程度)、ウォーキングなどの軽い運動から始めてみてはいかがでしょう?

音楽を聴きながら優雅に散歩してもいいですね。

ランニングマンからダンスにはまるってのもありです。

 

ウォーキングから始めようかなって方の心配事のひとつは、天候じゃないですかね。

雨降ったら行けない。

冬は寒くて出たくない。

僕も最初は我慢してました(^^;

でも、ワークマンで防雨・防寒着を買ってからは、我慢のほとんどが解消されましたよ。

撥水効果のある靴もあるし、もともと作業向けの衣類を取り扱ってるとこだから、動きやすさは間違いないです。

テレビでもよく取り上げられてましたが、デザインもマジでいいですよね。
普段着にも使えますよ。

「形から入る」って案外バカになんなくて、装備を揃えるとやっちゃおうかなって気になります。

正直、値段もえげつない安いので、買っても大した支出にはなりませんよ。
お近くの店舗受け取りなら、送料・手数料もかかりません。

一度のぞいてみてください。

雨の日にワークマンのレインウェア、滑らない靴でお出かけ
ワークマン

 

コロナ禍だからこそ・・・

運動はあなたの能力を存分に引き上げるばかりか、ストレスをケアしてくれることはご理解いただけたでしょうか。

今、コロナ禍によるストレスで、虐待などの悲しい事件が増えています。

コロナ禍の今こそ、自分から身体を動かす機会を作っていかなければなりません。

僕も、これからも走り続けます。